CT125ハンターカブにIRC GP-22を履かせて見たのよ。

事務所のハンターカブCT125、新車時にはIRC GP-5というタイヤがついている。これを、同社製GP-22に交換したことは先日Twitterで話しました。

GW中の5月4日、密に注意し少数で☺️山の野生動物観察と登山者、キャンパー達のゴミ拾いに出かけたのですが、その際タイヤをIRC GP-22にしていたのでわたしなりに思ったことを書いてみましょう。

その前に、CT125ハンターカブでの林道走行、特に、路面の酷い林業や猟等の作業道の走行に、新車時の純正仕様であるIRC GPー5で走った動画が残ってますので見て下さい。

・・・この動画、実は登りや最後の下りは滑って大変苦労してます。転んだり停止したりはしてませんが、直前に走行したタイヤの跡がヘビのように残っています。当然(笑)エア圧も指定通りで、しかもブロックタイヤといえども角が大きく、アスファルトなどロード寄りのタイヤ(GPー5)ですから、登りはツルツル滑り空転し、タイヤの溝に土がハマったり、中々うまく登れません☺️

しかしながらわたしは、一応、バイクトライアルというものを趣味でやっているので、ノーマルタイヤでも、トライアル的な基本動作で、そこそこなんとか登れてしまいます。これってトライアルバイクの経験があるからなんですけどね(^^ )

さて、下に貼り付けたツイッターの動画は、「林業組合等の作業道路を通行」していますが、この道路が曲者!!所々に、「車もバイク(オフロード車)も入れない」よう、倒木を並べたり、溝を掘ったりして行く手(通行)を妨げています。*動画の場所は本州の特別豪雪地帯で、野生動物も多く、国立公園も近く遭難し易い場所。

私はこの場所に山荘があり山や谷の事情を知っていますが、森林組合のそれは決して嫌がらせでなく(笑)、事故防止でオフロードバイクや4WDなど容易く入ってこられないよう、窪みや伐採した木の切り倒し、急角度などの難所を設けてあります。一応、それら窪みも下記動画に入っています)

IRC GP-22とハンターカブの相性(GP-5の話も)。

わたしはバイクでの山のお出かけには、最初に貼り付けたツイートにあるように「空気入れとトライアル用空気圧計」は常に持参します。岩や泥でグリップ力を高めるために「くいつき良くするためにエアを抜いて走る」からなんですが、今回は、元々野生動物とゴミ拾い等が主旨のため、普通の状態、いわば適正空気圧(車両指定)で走行してみました。まあその方がGPー5と比べやすいですからね!

まずGP-22での走り出しは当然ロードですが、同行者(トライアル競技経験者)それぞれ意見で一致していたのは(正確な空気圧計で測ったノーマル空気圧状態では)走っている感たっぷりのロードノイズが心地よい(^^ )。

そして、GP-5に比べタイヤの柔軟さも相まって(ノーマルCT125のサスペンションなので)、ハンドルから路面状態が「ゆらゆらぷわんぷわん」と伝わってきます。これが前側から揺らぎとして後ろに伝わるのですが、車で言うとラリー車のような挙動です。このGP-22は乾いたターマックでは結構しっかりグリップしていますが、路面が濡れたとき、バイクが傾いた状態の多い長時間、長距離ワインディングツーリング、たまに出掛ける林道、常に普段使い、燃費等だけを考えるのであれば、GP-5のままの方がより使いやすいのかな?と思います。

・・・ちなみに純正IRC GP-5のハンターカブの安定した走行動画。

こんな感じで純正GP-5でも、コーナリングでも安全かつ、安心して楽しくツーリング出来ると思いますよ。

さて話を戻しますが、今回のGP-22で雨上がりの林道(作業道)に入ってみました。このブログの一番上の動画にある場所です。雨上がりなので緩い地面ではあるものの、これまで通り、滑らず普通に登ることが出来ました(特に傾斜のきつい場所も)。特に下り、「石がゴロゴロしてして以前より不安定な場所になっていました」が、急な下りでロックしてしまいがちでも、「ロックしても横に滑らず安定」していました(動画と同じ場所、今回も最後の下りの先の川には落ちませんでしたw)

「今回の行動の主旨が違う」ので、動画は余り撮れ無かったですが、山では色々なシーンで走りました。サイドスタンドがもぐる程度の緩い地盤では、オフロード性質の多いGP-22でも停止からの直径20センチ程度の丸太越えなどは苦手かもです。

また、亀の子になったり前に軽い障害があったりするとスタックしやすく、少し脱出に苦労する感じがします。これはタイヤの太さとエア圧、馬力など色々性質を変えれば良くなる気がします。

しかし、ハンターカブノーマル状態では、できればGP-22では「ぬかるみで停止→走り出す」というような動作より、ゆっくりでも「走破する!」というような走り方が合っているような気がします(^^ )。

さて、総合的にみると、山に多く行く人、山で仕事をする人は、燃費などの経済的な面も含めると純正サイズのGP-22はとても良い選択だと思います。わたしとしてもお薦めできるでしょう。3.00など太めにしても良いですが、機材などを前後に満載し、獲物や木材などを荷台に載せて登り、また下りるときも、純正サイズでも意外と使いやすいと思います。太タイヤに魅力は有りますが「太くすると、もう少し馬力が欲しくなります」からね(*´∀`*)

まあ、タイヤ自分の会社で買ってるし、PRや広告でもないので今回も正直に書いてみましたよ。

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