ネットニュースに・・・、
日産自動車がスカイラインなどセダンの新型車の開発を中止することが11日、分かった。国内全4車種が対象だ。
日本経済新聞ネット版 2021年6月12日
という記事があった。現時点で日産のプレスリリースに掲載してなくて詳細不明だが、筆者は、スカイラインと音楽の接点が「一つの光」だったという想いがいつもある。
筆者の生まれは1975年、この年代のスカイライン(1972年〜1977年)のCMはC110型(HONDAカブの形式にも似ている)と言われるデザインで、ハードトップはケン&メリーのスカイライン、セダンタイプは4枚ドアであり、その名もヨンメリと呼ばれていたの由。
幼少期だったので記憶は殆ど無いが、とても素敵な青空のようなハードトップの車はうっすら覚えている。20年以上昔だったか、事務所の音楽関係者(元広告代理店)から、このスカイラインのCMソングの楽曲(愛と風のように・フォークグループBUZZ小出博志と東郷昌和)を聴かせてもらって衝撃を受けたことがある。
本文のはじめに筆者が「一つの光」と書いたのは、すくなくとも「ある時代」までは日産スカイラインというものが音楽と切り離せない存在だったこと、その原点たるこの曲が持つ「夢や希望の形」、そしてこの音楽から想像力をかき立てる車づくりへの「愛情」を受けたこと。「技術の日産」というより車づくりに対する「愛」と、力づよい「風」の日産であった印象をこの曲から強烈に感じたからだろう(^_^)
名曲なので是非聴いて見て欲しい。
筆者はコロナ禍で1975というCDをつくり「風の季節のうた」を書いた。筆者の生まれた頃流れていたスカイラインのCM音楽から受ける印象は、人と人、人と大地、人と青空、人と大自然のつながりが、愛と夢と希望と想像力という力で堅く結びついていたことを感じる!同じ思いの筆者は「さあ!半世紀前の歌にもあるようにもういちど暖かい手をつなごう」というメッセージを投げかけた。
日産自動車「愛と風のように」がCMソングだった頃の人々は現在より格段にピュアだった印象。新しい人々が遠い昔の歴史を封鎖することで、筆者のようなレジスタンスは目覚めるのかも知れない。
ところで、そんな日産の数々の名作CM集のDVDがあるので紹介しておきます。