トライサイクル!Piaggio MP3は3輪で転びにくいし正面が非常に強く、事故など(あってはならないが)の際、前二輪が衝撃を吸収してくれるため重大事故になりにくい。
私の事務所で使っている移動用のバイクはビンテージベスパだったけど、癖もあるし、ガソリンは混合だし、クラッチ付き(ミッション)なので皆が自由に使用できない。
タンデムで高速道路を使ったりキャンプに行ったりと、色々するので☺️荷物も沢山積載できて重宝する。
デメリットと言えばシート高や(780mm)横幅が大きい、ので慣れない人に貸すと立ちゴケしたりする(倒れ止め、油圧ロールロック機能あるんだけどなあ・・)。
乾燥重量でも215㎏はあるので、同じようなヤマハのトリシティ155㎏と比べると大人一人分重い。
そこで今回、ある程度の年齢でも乗れるように、足つきを良くした!!目標はシート高740mm
過去はローダウンキットが売っていたPIAGGIO MP3。
10年くらい前まではローダウンキットがあって、純正のショックアブソーバのままでローダウン出来ました。もう探しても売っていないので(中古も)流用で作成する。
情報はあまりないので、よく話題に聞くDAYTONAデイトナ社製、ホンダMF10用ローダウンサスを使って実際やってみます。実際細かい作業工程や、他に用意する部品など書いていないので自己責任で皆さんにご紹介します。
DAYTONA製ローダウンサスは新品でアマゾンに売っています。その他M10 穴(厚さ1.5mm)ワッシャーを18枚用意します
①あなたの車両によっては、サスペンションキットのうち1本の下側(ドライブベルトの入っている方、進行方向左側)がM10ではなくM12になっている場合があるので、その場合のみ次の②の作業をします。純正のゴムブッシュ+スペーサーを写真のように外して流用します。
②流用は①の場合で、DAYTONA製と純正ではゴム部分の径が違うのでゴムはDAYTONA製を使い、中の純正12mmスペーサーをゴムから外して使います。このときDAYTONA製のスペーサー10mmを外し「ゴム部分をドリルなどで拡張」します。そこに純正の12mmスペーサーを木槌などで打ち込みます。(1本のみ下側M12完成)
③純正サスペンションを全部外すとセンタースタンドが外れて前に進んでしまうので、車止めなどしましょう。
④写真は左側のサス。上のマウントは純正と幅がとがうので、M10ワッシャを左3枚、右3枚入れて仮止めします。もちろん、左側は下マウント部分がM12なので、先ほど②で製作した1本はこちら側で使います。
⑤続いて、写真は右側のサス。上のマウントは純正と幅がとがうので、M10ワッシャを左3枚、右3枚入れて仮止めします。下側は左側と違いM10穴なので、そのままM10ワッシャを左3枚、右3枚入れて仮止めします。
難しいことはありません。仮止め部分をすべて適正なトルクで締めて出来上がりです。わたしでべた足になるので、165cm位の女性でも楽々乗りこなせるようになりますよ。ショックのプリロード調整は出荷状態でもあまり気にならないです。更に沈ませたい方はゆるめにしたら良いと思います。
あなたにとって最高のPIAGGIO MP3ライフをどうぞ。