古いバイク、アナログのスピードメーターで不安定なのをよく見かけます。スピードメーター故障といえば、ついついワイヤートラブルか本体か?となります。しかしながら実際はメーター本体、ワイヤー、そしてメーターギヤの3つの部分で構成されているんです・・・。ついついアクスルシャフト(フロントフォークの先、ホールの軸)についているメーターギアのことを忘れがちですね。
今回、私がレストアしているバイクも順番に見ていくと、メーターギアが結構な堅さになっていました。長年の間に土や砂などが沢山詰まっていたようです。外側も錆び錆びで、外して回してみるとかなり重く負荷がかかっています。
そこで分解して、ワイヤブラシなどで固まったグリスなどを洗って乾燥した後に、グリスを少し入れ(たっぷり入れると負荷がかかりますよw)再度組み直しました。
釣りのリールのようにシャーっと回りとても気持ちよい。これで当分安心ですね!