X

「円安が日本の輸出企業への後押し」ではないこと。

 日銀幹部の「円安の製造業への影響、どちらかと言えばコスト高で収益押し下げる声の方が強く聞かれた」というニュースが報じられている。

 また、海外報道では、米大統領バイデン氏が「米国の石油高騰はロシアのウクライナへの特殊軍事作戦が影響」などと、米国自身の経済政策を「ロシアに責任をなすりつけている」などとも報じられている。実際米国のガソリン価格が貧困層においては暴動の手前まで来ていることは事実である。

 いずれも国の施策の「責任回避発言」といわれればそうとも聞こえる。

 日本国内においては現時点で、4月1日から乳製品(チーズ)や小麦粉やトイレットペーパー、パンや麺類も値上げ、首都高の通行料金の値上げなど、また石油関連製品など大幅に値上げなどで周辺環境も悪い。

 そういった中で周辺コスト高は当然であり、バランスを考えてみれば当然「現時の円安が日本に不利」なのは明らか。

小西寛子: 小西寛子(声優・シンガーソングライター・司会・執筆)1975年埼玉県川越市生まれ、その後湘南、神奈川県平塚市で育つ。幼少からフルートを学び、相模女子大短期学部で造形、その後中央大学法学部卒。まったり声など独自のオリジナル声NHKおじゃる丸、逮捕しちゃうぞ、ドクタースランプ、浦安鉄筋家族、すごいよ!!マサルさん、デジタルモンスター他多数のアニメ、ゲームからTVバラエティー、CMまで、主演や主要キャラクターとして多数出演。自ら企画全構成を担当する番組・産経デジタルのiRONNA小西寛子のセカンドオピニオンや執筆活動の他、法知識を生かしたコメンテイターとしてTV番組にも出演。道徳、教育、幼少期からのエクゼクティブスキル私塾。刑事告訴状起草から民事手続全般(仮処分〜執行・差押え)本人自ら手続きする豊富な知識。ま特技としてはアコースティックギターなどのレストア、趣味のオートバイレストアや修理・改造、トライアル、トライク(3輪オートバイ)からスノーモービルまで所有、乗り物をこよなく愛す。