生き抜く。非常時生活の為の『リスク0目標脳』の育て方①

昨日(25日)は学校などに取材に行っていたので、ブログの更新がちょっとおろそかになってしまいました。まあ、この「小西寬子ブログ」は、日記みたいな気軽な内容ですし、産経デジタル iRONNA さんに寄稿するようなガチ原稿と違って、校正もなく、思いつくまま書いています。

なので、ナナメ読みくらいで気軽にお付き合いください(笑)。それでも、開設して以来、毎日数百人もの方が見てくださっていて…本当にありがとうございます!(@@;)さてさて、今日のテーマですが…私たち生き物は、食事なしでは生きていけませんよね。ですが、今のコロナ騒動では、食材を買うスーパーやお店が、場合によっては閉店してしまうリスクすら出てきています。

「え〜!そんな大げさな!」と思うかもしれませんが、「自粛なんて馬鹿らしい!」と集団の場に気軽に出かけて、ウイルスを持ち帰って近所のスーパーを閉めさせてしまう人が出ないとも限らない。そう考えると、ゾッとしませんか?ちなみに先日、さいたまスーパーアリーナで格闘技イベント「K-1」が開催されました。日本政府は中止を要請しましたが、「マスクや消毒を徹底するから大丈夫!」という主催者判断で、強行開催。

報道では「感染拡大の発火点になるのでは!?」と大騒ぎでしたが、今のところ「高熱が出た人が出たので検査した」程度の報道しか見当たりません。でもね、K-1はメディアが生んだ興行ですし、スポーツ紙も同じく興行と密接な関係にあります。だから、ネガティブな報道が少ないのは自然な流れかもしれません。主催者側としては「ちゃんと衛生管理してる!」という自信があったのでしょうし、政府の「要請」はあくまで「お願い」なので、従う義務はないと判断したのでしょう。

ところで、マックに立ち寄ったら超混んでました。私の愛車は車高が超低いので変なアングルで撮影…

立ち寄ったマック超混んでた。車高低いので変なアングル
 撮影:小西寬子

(笑)さて、仮にこのK-1のようなイベントから感染者が出て、その人たちが市中に広がっていったら…?想像すると本当に恐怖です。コアから一気に広がり、「最悪のパターン(まるで悪魔のドミノ倒しか、逆ピラミッド現象!)」なんてことにもなりかねません。そうならないために、国民一人ひとりが「不要不急の外出は避ける」という行動を取るべきなんですよね。

これが、私がよく言う「リスク0目標脳」のスタート地点です。私はこれまで、会社法務や訴訟代理人支配人などの経験から、リスク0目標を論理的に説明することができます。なので、私が「自粛しよう!」と提案しても、「危険厨!」「ビビりすぎ!」なんて言われる筋合いはありません(笑)。わかりにくい?じゃあ、めっちゃ簡単に説明しますね。法律では「これがなければ、あれは起きなかった」という因果関係が重視されます。これと同じで、事前に準備していたおかげで被害が最小限で済んだり、安全意識が証明できれば過失なし=賠償金なし、というケースがたくさんあるんです。

学校の休校措置も、いわば「リスク0目標」の一環。つまり「危険回避の技術」なんです。だから「自粛厨」などの言葉は、気にしなくていいんですよ。

アマゾンから届いた商品も、念のためオゾン発生器で 撮影:小西寬子

話を戻しましょう。食材供給停止を防ぐ「リスク0目標」は、今後の食材安定確保に直結します。つまり、①スーパーの営業を止めないことが大前提です。そのためには、店側はもちろん、従業員の行動管理や衛生徹底、商品の陳列など様々な工夫が必要です。次に、②運輸・倉庫業界。ここも運転手さんの立ち寄り先や休憩中の過ごし方、荷室の衛生管理など…とにかく「運ぶ手段を守る」ことが重要です。ちなみに、最近アマゾンの倉庫で感染者が出たというニュースもありましたよね。

そして③生産者や企業。ここはさらに大規模なので、より厳密な管理が必要です。社員が多ければ多いほど、大型イベントに参加する人や、その家族、濃厚接触者も増えるので、リスクが跳ね上がります。…と、①②③と整理してみましたが、現実には完璧にはできません。国にも強制力はないですし(笑)。でも、みんなが「リスク0目標脳」を持って行動すれば、少なくとも危険は減らせます。

その第一歩として、「今、自粛するべきタイミングに我慢できるか?」と、自分に問いかけてみてください。あ、ちなみに余裕のある人は「家庭菜園」おすすめです!今後も「リスク0目標脳」について、法的な話も交えながら連載していきます。一緒にお勉強しましょう!…ところで、コメントが全然ないのがちょっと寂しいですね〜(笑)。

 

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