(写真は1996年19歳当時のスターボーリング出演のもの)
思いだしたきっかけはテレ東関係者さんのポスト
・・・既にXのポストでご存じの方もいらっしゃると思いますが、表題の事件を語る切っ掛けになったのは「フジテレビの上納問題や、中居正広さんの女性問題」などからテレビ局への不適切事象の風当たりが強くなっていた頃「たまたまテレビ東京の関係者の方が『社内調査について』という文をXにポストしたこと」にはじまります。
テレビ東京さんと言えば若い頃いくつかの番組に出演させていただきましたが、それ以前にXのポストにあったテレビ東京さんの書面を見て、同局制作の番組で遭遇した「今でも思いだす非常に気持ち悪い特別な出来事」をまず思いだしました。
*Xのポスト内で「ドタキャンした理由」と書いてありますが、指摘を受け、調べましたが「全ての公式の記録からドタキャンの事実はなく」被害にあった当時の日記メモから「ドタキャンしたい」との記述があり「記憶が混同」しておりました。それらがあった場合、当然その後の「主役、メインキャスト」は出来ませんので一部混同してましたことをお詫び申し上げます。
当時の私はプロフィールやインタビューでの公言通り、「お芝居」がやりたくてこの世界に入りました。アイドルやタレントには無縁で全く興味が無く、高校生から業界に入っているにも関わらず、アピールも出来ずプロ生活2〜3年経っても上のメイン写真のような地味な女の子だったです。
騒ぎが大きくならなかった理由と業界が抱える問題
Xでポストした問題の番組は「デビュー前の声優の卵」を出演させるコンセプトでした。ところが私は94年から既にプロデビューしており、当時の事務所から「オーディションに行ってくれ」という事で、その後番組の内容をよく知らないまま参加していました。「既にプロなのにこれはやらせじゃないのか?」という思いがあったので番組の収録はいつも憂鬱だった記憶があります。
事件はある日、私だけ番組収録の途中で帰ることがあり、楽屋に行き「帰りの支度」をしてその後、ある超有名な大人気歌手の元マネージャーさんが後ろから追ってきて「送っていくよ」と言ってきました。わたしは咄嗟に「大丈夫です!」と断わりましたが、しつこく「送っていく」と繰り返すので「急いでいるので!」といって飛び出そうとしたら、腕をつかまれ「送っていく!」ととても気持ち悪い顔で言われました。
怖くなり、引き離そうとしたら腕が赤くなるくらいに捕まれたので大声で「帰らせてください!、帰りたいです・・・」など叫び、怯んだ隙を見計らって飛び出して逃げました。・・当時の状況からみて「番組はまだ収録進行しているのになぜその元マネージャーさん途中抜けで後を付けてきた」のでしょうね。この恐怖、私には悪夢のようでした。
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下の最初はツリーにメモを書いてコピペしてポストしたもの。当初某元マネージャーの立場が一般の方にも特定されそうだったので短文にしましたが、名前だけを削除して再掲載したものです。

自分では高校だと思っていましたが、よく思いだすと短大に入ったばかりだったのですが、とにかく考えも幼なかった時期でした。あの男性の顔がとても不気味で怖かったのだけは鮮明なんですけど。

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色々思いだす不思議な周囲の業界人の行動。
余談ですがこんな話がありました・・・。ある時、当時のマネージャーが深夜タクシーでわざわざ東京から平塚の実家まで送ってくれましたが、私より近い場所に住んでいるはずの後輩女性声優を乗せ、わざわざ東京→平塚→?という深夜コースを走るなど遭遇していたので、「大人には何か事情があるんだろうな」と思いました(笑)
さて・・・、Xのポストの話にもどりますが、この恐怖の体験から、残念ながらもう2度とこの番組には行きたくなくなり、個人的に仕事が入ったなど(様々な理由で)当該番組の出演を回避しようと必死で休みの口実を作っていました。
業界人にことさら警戒するようになった時期。
この「イヤイヤ」の理由は、Xのポストで勘違い部分もありますが(スレッドにて追加修正)、当時は19歳がまだ未成年でしたし厳しい親だったこと、自分では学校や勉強、門限などしっかり守っていました。ほとんど一般人の普通の人のような女の子でしたから「強烈な経験」でした。
また、番組のスタートが10月だった記憶があったので、番組の最初の収録は18歳だったこともありXのポストでは高校生と勘違いしてました(記事書くのも結構トラウマ)。とにかく当時は恐怖と驚きしかありませんでした。今思うとXではメモに書いてポストしましたが、「恐怖のあの顔と握られた腕」とか思いだして嫌な気持ちになりますが正しくお伝えするためにできるだけ状況を整理してポストし直しました。
ところで、私は写真が少ないので同じ時期の仕事の番組ビデオ資料がありましたので当時の私を想像してみていただければ(動画も残っていますが)普段はどれくらい無口で人が苦手なのかよくわかります。
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さて、話はかわって、J-Castニュースさんが私のポストを見て記事にされたものですが、最初のポストを閲覧して書かれたものだと思います。高校と短大などの間違いの訂正をお願いしたかったのですが、炎上商売ではないし、未成年は事実で大きく騒ぐ必要もないので、Xでのみ訂正しました。
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いつまでもなくならない業界の悪習。
ところで、今回の私のポストは、「裏方仕事(声優)の私でも様々なセクハラ、パワハラ(実際は監禁・腕の怪我などで暴行未遂)などに遭遇してしまうよ」、「注意しましょう」「危険な目に遭ったら騒ぎましょう」と言う趣旨のものですが、そもそもテレビ関係は、誰もが「使う使われる主従関係」です。
私のように「大声で騒いだり強く拒否できる人は少ない」と思います。「お世話になっていたり使われている関係」で「難を逃れられない人」も多くいると思います。
反対に、何か「告発しても無視されたり集団で組織的に隠され」たりすることもあります。
わたしはこれまでに「NHKや声優裏話」などいくつかメディア記事にしてきましたが、まだまだ様々な「トンデモで強烈な話」(私が相談受けたものも)」あります。
告発者が干されるおかしな国だけど言わなきゃ損。
ほんとうは、告発などで「業界の闇」と言われることを無くしたいのですが、告発する方が干される日本はおかしいですね。でも、今後も「誰かの事象で何かの機会」に警告を発するとき、また「業界の歴史修正主義者などが私の作品や存在を消そうとしたとき」また更なる警鐘を鳴らすと思います。品行方正、誠実に仕事をしてきた者ばかりが裏にまわっているのもおかしいと思いませんか?いずれわらわが成敗いたしましょう。
※1996年当時の事件であり、沢山の記憶の中からXのポストで説明できない部分を整理して記事化したものです。
*「ドタキャン」と言う言葉が一人歩きしていますが、ご存じの通り仕事には忠実であり、記録ではドタキャンは一切ありませんでした。その日は許可を得て「逃げて帰った」のでドタキャンという表現は修正します。
[konishi_ai]