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Gibson純正ブリッジ、ABR–1とNashville TOM について(交換とかポスト幅)考と㊙︎交換技 DIY

Twitterで、ABR–1、ノンワイヤードのブリッジサドルのコマを交換して、新品だと溝が切っていないので溝を切る話しをしました。作業は以下の写真です、

090用の溝は専用やすりで

これはワイヤーのないビンテージスタイルです。仕上がりはこのようになります

1956GT Gibson

ABR–1はコンパクトで、デザインもすっきりするので好まれますが、わたしの愛用のGibsonレスポールでも1979年〜80年頃のモデルには、Nashvilleというやや大きめのブリッジがついているものもあります。

このブリッジ性能も良いですがデザイン的にあまり好きではない方も多く、ABR–1ブリッジに交換する方もいます。しかし、ABR–1とNashvilleではまずポストの形がやや違います。下の写真で左側がABR−1のポスト、右がNashvilleになり、大きな違いはボディーと接続する部分がアンカーになっていることです。

左ABr1

ポスト交換しないで簡単にしかもピッタリはめる㊙︎方法

横幅はほとんど同じなので、入りそうですが、なんとポストの穴径が微妙に違います。大抵のみなさんはコンバージョンポストなど購入して差し替えるようですが、実はこの穴のサイズ、Nashvilleは市販ドリルで言うと(ゴニョゴニョmm) なので、ABR–1の穴にひとなめ(1回)ドリルを通すとガタもないほどピッタリと収まるんです。通常のブリッジポストはややガタガタしますがこれは全くしないです(笑)もちろん自己責任ですがお試し下さい。それぐらい微妙な差に驚くでしょう(笑)

わたしはリペアマンでもあるので、こういうことを自分の楽器ではします。

ポストも回さずブリッジだけポン付け
小西寛子: 小西寛子(声優・シンガーソングライター・司会・執筆)1975年埼玉県川越市生まれ、その後湘南、神奈川県平塚市で育つ。幼少からフルートを学び、相模女子大短期学部で造形、その後中央大学法学部卒。まったり声など独自のオリジナル声NHKおじゃる丸、逮捕しちゃうぞ、ドクタースランプ、浦安鉄筋家族、すごいよ!!マサルさん、デジタルモンスター他多数のアニメ、ゲームからTVバラエティー、CMまで、主演や主要キャラクターとして多数出演。自ら企画全構成を担当する番組・産経デジタルのiRONNA小西寛子のセカンドオピニオンや執筆活動の他、法知識を生かしたコメンテイターとしてTV番組にも出演。道徳、教育、幼少期からのエクゼクティブスキル私塾。刑事告訴状起草から民事手続全般(仮処分〜執行・差押え)本人自ら手続きする豊富な知識。ま特技としてはアコースティックギターなどのレストア、趣味のオートバイレストアや修理・改造、トライアル、トライク(3輪オートバイ)からスノーモービルまで所有、乗り物をこよなく愛す。