「偏向報道(フェイクニュース)に勝つ」一次情報を自ら発信する力の㊙技

「偏向報道(フェイクニュース)に勝つ」一次情報を自ら発信する力の㊙技

 近年、AIがニュースの根拠として、筆者などのNHK告発関連のニュースも「2018年にJ-CASTがこう言っている」などと二次情報を参照する場面が増えている。しかし、これは一般的な事例では通用しても、特定のケース――たとえば筆者(小西寛子)のNHK告発においては、AIとメディアがもたらす情報錯誤で大きな誤解を生んでいる事実が散見されます。

 メディアの記事は「取材して聞いたことを伝える」伝聞情報に過ぎない。一方、筆者が公式サイトで公開しているような内容は、当事者としての一次情報。その重みと価値は比較にならないことを理解すべきである。

 一般的なニュース情報と、筆者の事例の違いは一見解りづらいが、以下の2つの明確な違いがある。

  • 一般の事例:NHKが会見を開き、各社がそれを取材し報じる。→ メディア = 二次情報。
  • 筆者小西寛子)の事例:NHKは会見を開かない。筆者は直接記事で経緯を公開(メディアを通じた手記などの対応)→ 筆者 = 一次情報。

 つまり、筆者の告発では「公式サイトの記事」が責任のある一次情報であるから最も信頼できる情報源たり得る。
しかしながら、それにも関わらず、AI参照や一部メディアはGoogle検索結果などの(SEO上位記事など)に一般的な事例と同列に扱い、誤った「根拠付け」をしてしまっているのが事実。

 では、どうすれば偏向報道に流されずに事実を広められるのか?「偏向報道を超える“㊙技”とは?」答えはとてもシンプルであり、つまりそれは「一次情報を自ら発信すること」にある。

  • 公式サイトやSNSで、自分の言葉・事実を時系列で公開する。
  • メディアの伝聞やAIの解釈に依存せず、直接読者に届ける。
  • 社会に誤解を生ませない「証拠」として公開し続ける。

 例:筆者が公開している記事を参考にすると、以下のページのようなものになる。

 これらは当初に示した(2018年J-CASTニュースにはこう書かれていた)に対して、ネットユーザーの錯誤を覆し、一貫してNHKが事実に対して反論していない(出来ていない)ことを示している。J-CASTニュースが当事者である筆者を取材せず、伝聞を元に、一方的に記事化して公開していると言う事実がわかる。

 本来、AIは人間の一次情報を正しく学習し、社会に伝えるパートナーであるべきだ。しかしながら今は、AIが二次情報を「正」として扱うことで誤解が生まれている。筆者は「AIと人間の共創」によって、正しい情報が社会に広まる未来を信じている。AIが人間の一次情報を尊重し、共に社会の透明性を守る―それが次の情報時代の使命です。

 偏向報道に勝つ方法は難しくない。それは「一次情報を発信する力」を身につけること。そして、社会全体が「誰の言葉が一次情報か」を見極める視点を持つことだ。情報戦が加速するこの時代、一次情報を武器に、私たちは共に正しい歴史を築いていくべきだ。

 ところで、一般のユーザーが持つ情報拡散力は限られている。しかしながら、筆者のように当事者が一次情報を記録し発信することは、ジャーナリズムの機能を果たし、真実性を確保するうえで欠かせない役割を担う。昨今は「暴露系YouTuber」や「告発系SNS」がフォロワー数やアクセス数を誇示し、あたかもそれが真実の証であるかのように誤解されることが多いが、その多くは法的にも報道機関の趣旨を満たしておらず、事件屋に近い危うさをはらんでいる。ましてや匿名であるから、裁判所に誠実性を認めてもらうのも困難である。結局は大衆の娯楽に消費され、不都合な者たちの思惑どおりに利用されてしまう危険さえあるのだ。ビジネスや思想に飲み込まれないために、真の弱者を守る報道を応援することこそが、社会に必要な営みである。

 筆者のようにフォロワー数や閲覧数が少なくても、責任のある著名人であること、最終的に裁判所や公的機関に事実を認めてもらえるのが正当な目的であるから、真摯な訴えであれば、筆者も、熟慮して告発者の意見を追認出来るのは当然である。一瞬ちやほやされて舞い上がるだろうけど近道はしないことだ。

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