ユーチューバーが検挙されたというニュース、筆者も動画を作るがテレビのような公共的に制約の少ないYouTube向けの動画を作るときでも公衆の場、たとえばスーパーの入り口で一般人の方へマイクを向ける際であっても事前にスーパーマーケットの事務所に撮影許可をもらってやっている。
動画配信といえばたまに行く眺めの良い郊外の和食のお店、ジンバル付きのカメラで自録りしながら何か喋りながら食事をされている方がいる。あまり知られていないお店だけど、ネットかなんか見て来たのだろうカメラがときたまパンするので顔を背けるがこれはプライバシーの面でも迷惑きわまりない。店主さんが奥から来て耳打ちし「最近なぜか多いんです。張り紙したけど効果無いです」と言われ、気軽に食べたいのに奥の座敷に移動した。
制約もあまりなく自由に表現できるからYouTubeは人気があるとおもうのだけれど、広告や配信数=お金というビジネスになってきてちょっと管理監督面でも行き過ぎも感じられる。
視聴数でお金になるというYouTubeと似たようなもので音楽でもSpotifyなどをターゲットにしたものはある。事務所に来た案内などを調べてみるとこれらはヘビープレーの業者へお金を支払いリクエストしてもらう事が出来るの由。筆者自身ハッキリ言うが動画出演料と原稿料をいただいているので視聴回数ではお金をもらっていない。
目的は啓蒙ですからそれで十分なのでそういうことしなくても平気だけど音楽業界には昔から「プロモーション」といって「皿回し」つまり音楽をかけてもらって著作権使用料を稼ぐビジネスはある。聴取者(業者)もアルバイトなので1曲聞くと分け前をもらえる。そういうものは陰謀論などではなくてビジネスとして普通にある。
タイトルが台本なのに話が飛んでしまったが、筆者は自分の番組でも出演させてもらう番組でも原則自分の話題は自分で構成台本を用意する。話す内容も事前に確認してもらうこともある。校正が入ることも当然だと思う。その世界にはルールがあって闇雲に映像を撮り流すわけではない。
ユーチューブなどは厳格なルールや詳細な地域性における配慮やマナー、制約もあまりない状態で場所を提供する。それは怖い者見たさを含め欲求を満たすビジネスだから当然成功するだろう。しかしなんとかに刃物というが、ルールもない猛獣でも何でもかんでも野に放って(好きな事をさせる場)しまっては、これらの無法者のお陰で最後はあなたの動画も法律に縛られてしまう。
どちらかというと、筆者がYouTubeを見て思うのは視聴者が芸と思っているのは芸のそれではなく、ネタみせなんだろうけれどネタは飽きられる。飽きられないように次のネタを探しだんだん過激になる・・・。
本来は声優でも俳優でもお笑いでも、芸の腕があればそんなことはしなくてもしっかりとした芸で生きていけるとおもうかのですがさて、芸を磨くか!