峠の地蔵。

23日の大雪の日、山梨県小菅村のある峠を通っていたら、「酔っ払いのように曲がりくねったタイヤの轍あと」の先で、軽トラックがハザードも付けずに停車していた。

「なんだなんだ?何をしているんだ?止まっているのか?危ないなあ!」

 この峠は県道だけど、雪道の運転に慣れた車でも、雪が降り積もる日は滑りやすく、途中で引き返す車も多い(塩カルなどの融雪剤を撒いていないので)。とにかく滑りやすいし、目の前に突然車が止まっていたらいかにABSのついたブレーキでも止めるのは大変なのだ。

 私がこの峠に登って来るとき、いくつものコーナーで滑ったような轍の跡があった。他にはタイヤの轍が見当たらないので、この軽トラックのものだろうとはすぐわかった。

峠で、スムーズに走っていたのに突然現れ、しかもど真ん中近くに居座っていたその軽トラックには流石に驚いたが、動かない(動けない)所を見ると、どうやらその先に進むことを躊躇しているらしいと理解した(笑)

まあ、場所が「峠」なだけに、その先は当然全て下りになる。フロントガラスから見える限りでも急坂、しかも凍結と断崖絶壁の道。「峠」なだけに、軽トラックがその先へ進むのを諦めて戻る道を選んでも「全て下りで厳しい雪道」には変わりない。進むも地獄、戻るも地獄てな訳

「さあどうする?」

軽トラックがどうにも動かないので私がやり過ごす事にしたが、横を過ぎる時タイヤを見たら、何と⁉︎、普通の農用のバイアスタイヤ😃「そんなタイヤじゃ走れないだろ?」と思いながらゆっくり横をかわし軽トラックの運転席に目をやった。オジさんはなんだか気まずい顔をしてタバコを吸っていた!

 私のジムニーは車体も小さいので簡単にかわせたが、普通車やトラックだったら大変だろうね。しかも、普通トラックだったら凍結雪の上り坂の途中で止まったらさあ大変、登れなくなるだろう。降雪も続いて道路の雪も深くなったら次から次へと立ち往生してしまうかも知れない。

そんな想像をしながら、下りを降りていく。右左とヘアピン、絶壁が続く。

 私はヨーロッパや、妙高、黒姫高原の雪山、特別豪雪地帯、極寒冷地等々の中でそれぞれ何年か暮らしていたので車での移動や運転はあまり気にならない。今はコロナ禍で行かない様にしているが、豪雪の山荘も未だ健在で、運転ではそれこそ溝に落ちたり、はまったり、滑ったり色々経験している😃スノーモービルという冬の愛車もあるし(笑)

話は逸れてしまったけど、そのおじさん、その後どうなったんだろう?私が走り出してから軽トラックが少し動いたような感じはバックミラー越しに見えたけれど???本当に困ったもんだ😃

皆さんも冬はしっかり冬タイヤを履くなどして安全を考えて走って下さい。くれぐれも自分自身が「峠の地蔵」にはならないようにね!

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