こんにちは、小西寛子です。今日は事務所のベスパのセルモーターが回らなくなったというのでどれどれ😊ということでみてみました。
VESPAのPXなどはキックもついているので、セルが回らなくなったらキックでも良いですが、信号待ちの時とかエンジンストールしたら離れた場所のキックをヨイショするのは嫌だと思います。
私の古いベスパはキックか押しがけしかないので気にしませんがねw
セルが回らない時、大抵はバッテリーなのですが、充電してもダメな時は諦めないで色々考えてみましょう！
セルが回らない原因はいくつかありますが、①クラッチレバーについているスイッチの故障。②バッテリー劣化。③リレー故障。④セルモーターの故障。⑤その他になります。特に②③④の場合はキーを回してクラッチを握りセルボタンを押した時バッテリー付近からカチャカチャいうので特定がやや楽になります。
今回、①②を確認したので③以降の考えで進めてみましょう。リレーの位置は写真1のようにタイヤハウスのタイヤの奥にあります。タイヤを外すと写真にように一番上にセルモーター用のリレーが見えてきました。まずこれを叩いてみて一瞬でもセルが回るようでしたらこのリレーが原因ですね。その他直接モーターに電気流すとか調べる方法は色々ありますが、全て自己責任でどうぞ。
念のためセルモーターに電気を送ってみて回ったのでセルは生きてました😊そんな簡単に壊れないですよね。
さてセルリレー、交換すれば簡単なんだけど、以前のリアブレーキスイッチ同様分解してみたくなったので早速解体。ケースの下の食い込みを広げるだけで写真のように中身が出てきます。ギターのピックアップみたいですねwまあ原理は同じようなものです。
写真の右側にある接点に無水アルコールなどをかけて柔らかいワイヤブラシで磨いてみました。カチャカチャいうので機能はするから接点の部分を掃除してまた組み戻します。。。さて
どうでしょう？これまでうんともすんとも言わなかったセルが回りましたよ。セルリレーを放置してそのままにしておくと、リレーもセルモーターも固着してしまうのでリレーは早くなおしましょう！長持ちの秘訣ですよ。
お金かからなくてよかったですね？ベスパは整備さえしっかりしていればとことん乗れますからね！
●5月4日追記「このほかにやるべきこと隠してない？」と知人に言われましたが、隠しているわけじゃないので後日追加します。「後編：セルスターター、もうひとつチェックする場所でほとんど大丈夫かも。」(^_^)わたしは意地悪じゃないんですけどねえ
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