「お尻が痛い」を解決! HONDAレブル250/500のタンデムシート(リアシート)モディファイ。快適バイクDIY

 大人気のレブル250/500ですが、100キロ越えるタンデムツーリングはお尻の痛みとの戦いになります。(^_^)。ネットでもこの悩みを持たれる方が沢山おられるようで、様々な対策方法が書かれています。

 改造用に、千円札一枚以内で買えた純正中古シートを使って分解してみるとわかるんですが、大変合理的に出来ています。「コストを抑え安全性を持たせる」というとてもよく出来たものです。よって、快適化モディファイする際も工夫点を理解して作業しないとですね。

 一見ボディに合わせた緩いカーブを持つリアシートですが、座ると(重さをかけると)ウレタンで重さを吸収されベースの窪みにお尻がフィットするように出来ているようです。前後の加速の動きに体が移動しないように整形されたベースがあります。

廃ハニカムゲルを追加したクッション作成

 そこを壊さないで内部のウレタンの上半分のみを綺麗に除去します。この際、サイドの腿にあたる部分も残して(ホチキス飛び出し対策含め)置くことが重要です。(下の仕上がり写真のようにサイドの膨らみでホチキスが貫通よけにもなります)。尚、除去された上部のウレタンは写真の右端に映っています。

 家にあった使わなくなったハニカムのゲルを上手くカットして、残ったウレタンの上に接着させ余分な肉を削ります。防水用になるビニールシートをハニカムゲルの上に敷いてシートカバーをかけホチキスで留めます(シートカバーはホチキスが綺麗に抜けたので再利用)。いくつか失敗しましたが、写真のように大体綺麗にとまりました。

 余談ですがホチキスは電動より手動をおすすめします。その方が綺麗に止まりますよ(^_^)写真左端のツールはホチキスの芯をぬくときに使用するリムーバーです(有ると便利ですよ)

 写真はノーマル(左)改造シート(右)を並べたものですが、1センチ以上高さも変わりました。ハニカムゲルが座面に模様になって現れてきていますが、仕様ですから気になりません(^_^)。ついでにタンデムベルトも眺めのを作り組み込みました。座ると座面は横に若干広がり、圧も上手く分散され自然にフィットしました。

 これで長距離タンデムツーリングも問題ないですね!以上、小西工房でした。

 

 

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