「AIのため」に本人同意を後退させてよいのか――改正個人情報保護法に残る重い課題

「AIのため」に本人同意を後退させてよいのか――改正個人情報保護法に残る重い課題

改正個人情報保護法は、AI開発や統計作成を目的とする場合、一定の条件の下で本人同意なしに個人データを第三者提供できる特例を設ける。技術革新を進める必要性は否定できない。しかし、病歴・信条・犯罪歴などの要配慮個人情報まで対象となり得る以上、本人関与、匿名化、監査、救済制度の不十分さは看過できない。
AIの「もっともらしい誤り」を検証する新たな研究拠点――Synthesis Intelligence Laboratory, Japan 公式サイト!

AIの「もっともらしい誤り」を検証する新たな研究拠点――Synthesis Intelligence Laboratory, Japan 公式サイト!

小西寛子が主宰するSynthesis Intelligence Laboratory, Japanの公式サイトを開設。False-Correction Loop(FCL)、FCL-S、PIB、AIガバナンス、論文・DOI、FCL-S.app V7を、一次資料とともに公開します。
ハルシネーション――AI(LLM)の構造的欠陥としてのFCLが語る病理

ハルシネーション――AI(LLM)の構造的欠陥としてのFCLが語る病理

ハルシネーションを単なる誤答ではなく、LLMにおける構造的失敗として捉え直す。Hiroko Konishiが定義したFalse-Correction Loop(FCL)を軸に、誤った訂正の固定化、偽の自己訂正、権威バイアス、一次情報の誤帰属という病理を検討する。基礎論文 DOI: 10.5281/zenodo.18095626
AIの構造的欠陥「False-Correction Loop(FCL)」発見者が開発。研究・報道のプロ向けエピステミック・ガバナンス・アプリ『FCL-S.app』の実証実験を開始

AIの構造的欠陥「False-Correction Loop(FCL)」発見者が開発。研究・報道のプロ向けエピステミック・ガバナンス・アプリ『FCL-S.app』の実証実験を開始

False-Correction Loop(FCL)の発見者・Hiroko Konishiが開発したFCL-S.app。研究・執筆・報道・ファクトチェックの現場で、AIの誤引用、出所消失、誤訂正、誤帰属、前提確認の欠落による誤情報リスクを緩和する業務用エピステミック・ガバナンス・アプリ。
【保存版】子どもにタブレットを持たせる前に考えてほしいこと・持つべき知識(ICT,GIGAスクール構想)

【保存版】子どもにタブレットを持たせる前に考えてほしいこと・持つべき知識(ICT,GIGAスクール構想)

子どもにタブレットを持たせることは、単なる学習機器の導入ではありません。AI研究の視点から、答え・評価・比較・推薦が常時流れ込む環境が、子どもの思考力、自己像、現実を理解する力に与える影響を考えます。今、子どもに本当に必要なのは、早すぎる画面ではなく、考え、迷い、育つための「余白」です。
生成AIにおける学習と模倣の構造的境界: AI著作権ガバナンスにおける創造的起源の獲得、実演家の権利、および前提の完全性(JASRAC)

生成AIにおける学習と模倣の構造的境界: AI著作権ガバナンスにおける創造的起源の獲得、実演家の権利、および前提の完全性(JASRAC)

本論文は、生成AIにおける「学習」と「模倣」の境界を、音楽・歌詞・声・実演の観点から再定義するものである。既存の著作権議論では、AI生成物に人間の創作的寄与があるか、また学習段階の利用が許されるかが中心となってきた。しかし本論文は、それだけでは不十分であり、著作者・作曲者・歌手・声優・実演家の「創作的起源」がAI内部で再生成可能な構造として捕捉され、市場代替物として利用される問題を扱う必要があると論じる。 本論文では、「学習」「模倣」に加え、第三の概念として「創造的起源の構造的収奪」を提起する。また、起源捕捉性、再生成可能性、識別可能性、市場代替性、経済的置換、帰属保持、前提再検証、Stop/Correction Boundary などの判定基準を提示する。FCL、NHSP、PIB、FCL-Sの構造的知見を著作権・著作隣接権ガバナンスに接続し、生成AIの問題を単なる出力類似性ではなく、来歴崩壊・帰属消去・前提適合性の問題として再構成する。