新型コロナ禍の環境改善、音楽スタジオで集団感染を防ぐ設備考。

音楽スタジオは、ピアノ、ギター、ドラムなど演奏時の大音量を外部に遮断し、内部には外の生活音などが入らないよう非常に厚く、合板や石膏含む吸音材等の混合された特殊なボードを何層も重ねて作られている。

音楽CDを制作するための音楽レコーディングスタジオ、楽器練習やカラオケ、ピアノ教室など、これらはすべて「スタジオ」とよばれている。これらは通常「遮音のため」地下にあったり、地上でもコンクリートで覆われていたり・・・、すべて外部との音を遮断できる場所に設置されている。

筆者の音楽スタジオも建物の中にある。一つはピアノや音楽、私塾などに使うための視聴覚室のようなスタジオルーム。さらにそのスタジオルームの中に戸建てのような形で、ドラム含めたバンド演奏しながら録音できる4畳半ほどの、ブースと呼ばれる小さなスタジオがある。他、歌やフルートなどのみを録音する1畳半ほどの小ブースがある。

なぜ細かく分かれているか?というと、それぞれの用途によるものなのだが、わかりやすく言うとこれらスタジオには、外部との音を遮る音のレベルの規格があり、総称してスタジオ遮音性能というが、トランペットから縦笛、バスドラムまで、音の大きさの違いによって遮断する(させる)能力も違う。

余談だが、これには日本工業規格があり、それぞれの用途にあったスタジオ選びが出来る。

たまたま島村楽器さんのホームページを見つけたので、詳しく知りたい方はページを訪れてみて下さい。

住宅地にあっても、スタジオの存在がわからない作り

筆者のピアノルームは(視聴覚室のようなもの)、隣の部屋やご近所にピアノが「ひそひそ」ぐらい聞こえるレベルのスタジオ。更にブースはドラム演奏したりするので強力な遮音がされている。よって、バンドの弾き語り配信をしていても、建物の外には演奏音は殆ど聞こえません(笑)

スタジオだけでなく、ブースがスタジオの中にある理由・・なぜこのような形になったかというと、放送局のスタジオ同様、音楽ではバンド録音の最中、ブース外で録音技術者(レコーディング・エンジニア)さんがミキサー(音量を調整したり、各パートの音やマイクのバランスを取ったりするもの)などの機械操作やその他の作業をする為の場所だからです。つまり、演奏録音中も足音や会話の音が録音テープに入らぬよう単にブースを分けているだけなのです。

(CDレコーディングの詳しい話は後日)

話をコロナ禍におけるスタジオ環境づくりに戻しますが、昨今コロナ禍では「密」つまり、密室や密接は特に危険な状態にあることがわかっています・・・。

*「密」の危険性、こどもにもわかりやすいようにコロナ関連をまとめた筆者の番組は、産経デジタルiRONNAの「イチからわかるコロナウイルス前編・後編」にありますので是非ご覧下さい。

コロナ禍でも通常通り練習したい、音楽を学びたい。

さて、昨今のコロナ禍にあってもピアノが出来る子は上達するためピアノ教室に通いたいし、トランペットも演奏したい・・・、将来のため勉強したい子、進んでする子は塾に通いたい・・・。加えて筆者のようなシンガーソングライターは作品を作り表現活動したい。

・・・でも、上記の何れも算数や国語以外は、一般の家庭ではお隣近所との騒音問題など考えるとできない!従って当然スタジオのような特殊な環境が必要になるわけです。

ところがスタジオは、その性質上「密」になりやすくスタジオ作業者や利用者など、常に外部者が入れ替わり接触も常にあり、コロナウイルスに感染する可能性やリスクも非常に高い場所。密室のスタジオでいくらディスタンスをとっても・・・、はたまた勉強のための教室の人数を減らしても、いずれにおいてもスタジオはかならずその性質上密室になります。

窓を開けてバンド演奏、ロックンロールなドラムを叩くわけにはいかない!!

当然です。筆者もこれまでに室内外のオゾン殺菌や紹介してもらい、病院で使われているプラズマクラスターなどを導入し感染対策などの対処を必要以上にしています。

しかしながら変異株の危険性、更には年々高くなる気温の関係で、どうやら夏場のスタジオ健康管理も視野にいれないとならない時代になってきそうです。

時には諦め、常に進む姿勢を

筆者の勉強塾を兼ねるピアノルームと録音ブースの間には換気システムしかなく、夏場にはピアノルームのエアコンが換気システムを通りブースに強制的に導入されているだけのシステム。とにかく直接冷気がこないのでとても暑い。サウナならやせそうで健康的だがそうも行かない!

これまで、ブース演奏者の呼気などはピアノルームに排出されており、ピアノルームの冷気と混ざりまたブースに戻る。これではただ循環しているだけなのです・・。

多いときは3人で同時演奏するブース。今回、専用エアコン設置の他、熱気とともに呼気などをピアノルームにもどさないで強制的に外(屋外)に排気するような構造にした!

まだ最初の方
何層にもなってるがまだまだ先は長い

これで、3人分(最大)の呼気は強制的に屋外に排出!・・ピアノルームに循環しないので衛生的だ!

6月11日時点で未だコロナ禍。できるだけ部外者(業者)をスタジオに入れたくなくて(保護者意志)いつも決まったメンバーの子供達やスタッフしか来ない状態を保つため、全ての工事を筆者と一部スタッフが担当した(エアコン取り付けや換気システム、水の排出などの穴を開けるなど)。

・・・完全な感染症対策とは言えないが努力義務は果たしている(^_^)。コロナ禍で「政治や行政になんとかしろ!」と言うばかりではなく期待してもはじまらないし、自分とかかわる子供達を含め自由な表現活動や勉強の場を、アーティストとしてつくろうと思った!

まずは練習・教室を兼ねた音楽録音スタジオの環境の改善、安心して演奏できる設備を考え提案するのもひとつかな?と思い今回実行した。

そんな筆者も、法律を勉強する前は相模女子の短大時代に建築造形をすこし勉強したので(卒業後実務をすれば二級建築士になれた!?)覚えた大工仕事が少しは社会に役に立ったとおもいたいo(^-^)。

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